趣味による味付けも!?屋上緑化のコンセプト

自分好みの世界を作る?誰でも楽しめる場を提供する?

自分がオーナーとなるビルの屋上を緑化しようとする際、そのコンセプトをまず明確化する事により取り組むモチベーションが違ってくるのは確かでしょう。例えば自然や園芸好きで自分好みの環境に作り替えたいという場合、緑化を単なる芝生で終わらせず、鉢花を自由に置いて栽培出来る温室等のスペースを設けたり、水の流れを利用してビオトープスタイルの環境を工夫して製作する事も出来るのです。またビルの利用者全員の憩いの場として提供したいという理想がある場合、一般的なイメージ通り、芝生やハーブで構成され広く歩き回れる環境を作る事も出来ますよね。

趣味を優先する場合は育てたい植物に適した環境作りを

ガーデニングや特定ジャンルの植物を育てる園芸をコンセプトとして優先させたい場合、それらの植物に適した環境作りが必要となってくるでしょう。高温多湿を好む熱帯植物を中心として緑化を進めたい時は、寒い時に保護する温室の設置だけでなく、適度に湿度や水分を提供する水路や水溜めといった設備の確保も必要となってくるでしょう。もちろん本来の屋上緑化という目的を果たす為には、コスト的な無駄を省く等ある程度の妥協が必要となる事も覚悟しなくてはなりません。

緑と水のハーモニーを優先させたい場合は防水施工も

ビオトープを始め常に水のある環境を意識した屋上緑化の施工の場合、これらの水をしっかり受け止め下の階に絶対漏らさない防水施工が大事になってくるでしょう。水と緑のある環境は大変心を豊かにしてくれるものですが、その下の階に掛かる負担も相当なものとなります。緑化前の土台の検査は最重点に行い、事前に漏れの恐れのある箇所は徹底的に潰しておく必要があるものです。単純な緑化施工と比べコストも嵩みますが、建物自体の耐久性を長く損なわない為にも必要なのです。

屋上緑化は大都市のビルの多くに実施すれば都市問題となっているヒートアイランド現象を少しでも抑制する事が出来ます。